03.条件分岐してみる
当コーナーはJavaの基本的な事項を紹介していくものです。
条件分岐してみる
さて、次はプログラムに対して何らかの条件を与え、条件の結果によって処理を変えるという仕組みを作ってみます。
「C:\Aiosl-tec\Java\Sample」フォルダにエディタで下記のように記述し「Sample02.java」という名前で保存してください。
/* * クラス名 :Sample02.java * * 作成日 :2006/12/01 * 作成者 :アイオステクノロジー * 最終更新日:2006/12/01 * 最終更新者:アイオステクノロジー * */ public class Sample02{ public static void main(String[] args){ //if文を使ったプログラム。 if(args.length == 0){ System.out.println("コマンドラインに何も入力されてません。"); }else{ System.out.println("if文を使ったプログラム。入力は[" + args[0] + "]"); } } }
コマンドプロンプトでコンパイル後、「java Sample02]と入力し実行してみます。
コンソールにコマンドラインに何も入力されてません。と出てきました。
次に、「java Sample02 A]と入力し実行してみます。
今度は、コンソールにif文を使ったプログラム。入力は[A]と出てきました。
このプログラムの特徴は、if(args.length == 0)のコードです。コマンドライン引数と呼ばれる位置に
何も入っていないと、if文のすぐ横の{ から }までの処理を実行し
コマンドライン引数に何らかの値が入力されているとelse{ から }の処理を実行する
という様に条件によって処理の流れを変えていくものです。