08.サーバサイドJava入門(JSP編)
当コーナーはJavaの基本的な事項を紹介していくものです。
JSPを使う(その2)
今回は画面から画面へ移動する仕組みを作ってみます。
JSPからJSPへ移動する。
aiosl-tec-JSPフォルダにSampleJsp02.jspとSampleJsp03.jspファイルを以下の内容で作成します。
sampleJsp02.jsp
<%@ page contentType="text/html;charset=Windows-31J" pageEncoding="Windows-31J" %> <html> <title> アイオステクノロジーのJSPサンプルその2 </title> <head> </head> <body> <b>名前を入れて下さい。</b> <form action = "sampleJsp03.jsp" method="POST"> <input type = "text" name="myname" size=24 maxlength="20" /> <input type = "submit" value="実行" /> </form> </body> </html>
sampleJsp03.jsp
<%@ page contentType="text/html;charset=Windows-31J" pageEncoding="Windows-31J" %> <% String name = null; request.setCharacterEncoding("Windows-31J"); name = request.getParameter("myname"); %> <html> <title> アイオステクノロジーのJSPサンプルその3 </title> <head> </head> <body> <font color = "#ff0000"><b>ようこそ</b></font><br> <%= name %>さん!! </body> </html>
http://localhost:8080/aiosl-tec-JSP/にアクセスします。
sampleJsp02.jspにアクセスします。
入力フォーム「アイオステクノロジー」と入力し、実行ボタンを押します。
sampleJsp03.jspに移動し「ようこそアイオステクノロジーさん!」と表示されました。
SampleJsp02.jspでは入力フォームの値をmynameと言うパラメータに格納し、移動先を指定するaction属性で”SampleJsp03.jsp”に送信されます。
この情報はrequestオブジェクトに格納されます。
送信先のSampleJsp03.jspではrequestオブジェクトの中からgetParameterメソッドを利用してmynameと言うパラメータ情報で本来の文字列の「アイオステクノロジー」を取り出しています。
なお、Jspで文字列などを表示するには、<%= と %>で囲んでコーディングします。
<% と %>で囲んだ箇所はJavaのコードを埋め込むことが出来ます。これをスクリプトレットと言います。