Java入門ガイド

12.データベース&SQL入門

当コーナーはJavaの基本的な事項を紹介していくものです。

SQLとデータベース

データベースを作成します。
コマンド:create database データベース名;
データベースを表示します。
コマンド:show databases;

create_database1

テーブル作成

選択されているデータベース内に新しいテーブルを作成します。
※ひとつのフィールドにつき型は必ずしも指定しなければなりません。
フィールドの名前はテーブルの中に重複することは出来ません。注意してください。
コマンド:create table テーブル名(フィールド名1,型 属性,フィールド名2,型 属性,…);

make_table

テーブル作成

現在選択されているデータベースの中から指定のテーブルを削除します。
コマンド:drop table テーブル名;

drop

データの挿入

指定のテーブルにレコードを追加します。
コマンド:insert into テーブル名(フィールド名1,フィールド名2,…) values (データ1,データ2…);
レコードの追加が終わったらSELECT命令を打ち込みテーブルの中身を確認します。

insert_data3

データの問い合わせ

レコードの中から、特定の条件を満たすレコードだけを 排出して表示します。
※「where 排出条件」を省略するとすべてのレコードが排出されます。
コマンド:select フィールド名1,フィールド名2… from テーブル名 where 条件 like 条件;

reference_data

データの更新

指定のテーブルから選ばれたレコードのデータを更新します。
コマンド:update テーブル名 set フィールド名 = 値 where 条件;

update_database

データの削除

指定のテーブルから選ばれたレコードを削除します。
コマンド:delete from テーブル名 where 条件;

delete_data_table

あいまい検索

検索する条件を指定して検索します。
検索条件は「like」と「%」を組み合わせて指定します。
「%」の部分は、どんな文字でもよいというワイルドカードになります。
コマンド:select フィールド名,フィールド名… from テーブル名 where name like ‘%データ名’;

unclear_search1

昇順又は降順に並び替え

指定レコードの順番を並び替えします。
コマンド:select フィールド名,フィールド名… from テーブル名 where 排出条件 order by フィールド名 desc;
*「desc」がないときは昇順に、あるときは降順に並び替えます。

order_change1

Between

検索条件に範囲を付け加えて検索します。
条件に範囲がある場合は「between」を使います。
コマンド:select フィールド名,フィールド名… from テーブル名 where フィールド名 between データ名 and データ名;

between1

テーブル結合

テーブルを結合し、必要なデータを検索し取得します。
結合の種類は’内部結合’、’外部結合’、’交差結合’、’自然結合’、’自己結合’の5種類があります。
結合の種類により取得するデータ内容が変化します。
今回説明するのは’内部結合’、’外部結合’です。

create_joinjoin_data1join_data2

内部結合

内部結合では、現在選択されているデータベースの中から指定した二つのテーブルのフィールドの値が
一致するデータを取得します。
内部結合は「inner join」と「on」を使用して結合を行います。
コマンド:select フィールド名,フィールド名… from テーブル名1 inner join テーブル名2 on テーブル名1.主キー = テーブル名2.主キー;

inner_join

外部結合

外部結合では、現在選択されているデータベースの中から指定した二つのテーブルのフィールドの値が
一致するデータに加え、片方のテーブルのデータを全て取得します。
外部結合は「left outer join」と「on」を使用して結合を行います。
コマンド:select フィールド名,フィールド名… from テーブル名1 left outer join テーブル名2 on テーブル名1.主キー = テーブル名2.主キー;

left_outer_join